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2019年6月の記事一覧

基本研修 特別支援学校経験者研修Ⅱ「共通研修」

6月25日~27日の3日間にわたり、特別支援学校経験者研修Ⅱ「共通研修」を実施しました。

採用後11年目の先生を対象に、特別支援教育の動向や学習指導要領、教職員の服務と勤務について、講義をとおして理解を深めるとともに、中堅教員としての組織づくりについても学びました。また、「障がい者雇用の取り組みについて」と題して、県内企業の担当者の方からお話をいただき、児童生徒の自立と社会参加について企業の取り組みを知ることができました。

さらに、これから実施する研究授業について、授業改善の視点(主体的・対話的で深い学び)で小グループによる協議を行いました。

3日間の研修をとおして、研修者からは、「学習指導要領を読む機会を増やし、授業に役立てたい」「単元等のまとまりを見通した学びの確認シートでの話し合いを生かし、授業づくりをしたい」「育成を目指す資質・能力や<主体的・対話的で深い学び>の視点を取り入れた授業づくりについて悩んでいたが、協議で確認できた」「企業が求める人材やスキル等はこれからの授業づくりのヒントになった」等の感想が寄せられました。

基本研修 特別支援学校経験者研修Ⅰ

6月19日~21日の3日間にわたり、特別支援学校経験者研修をⅠを実施しました。

採用後6年目の先生方を対象に、特別支援教育の動向や学習指導要領、教職員の服務と勤務について講義をとおして理解を深めるとともに、授業づくりについて協議を行いました。また、「特別支援学校の教員に期待すること」と題して、元県立特別支援学校父母と教師の会会長の渡部益英様より御講話をいただきました。特別支援学校在学中に身に付けたことが現在につながっていることや、共に悩み考えてくれる教員の存在が、保護者の支えになっていることなど、エピソードをまじえてお話しいただき、教員として大切なことを改めて考えることができました。

3日間の研修をとおして研修者からは、「学習指導要領をよく読み、理解して、児童生徒の資質・能力を育むことができる授業を展開できるように取り組んでいきたい」「対話的な講座・演習でたくさんの先生方の考えに触れ、自分を見つめなおすことができた」「授業づくりについて目標設定の視点から考えることができ、すぐに実践に活かしたいと思った」等の感想が寄せられました。

基本研修 初任者研修「カウンセリング研修」

6月12日、13日の2日間にわたり、基本研修 初任者研修「カウンセリング研修」を実施しました。

4月の研修に引き続き、本センターにおける2回目の研修となる今回は、教育相談の内容及び児童生徒理解の方法について講義や演習をとおして研修を行い、児童生徒や保護者との教育相談、児童生徒の実態把握(アセスメント)について理解を深めました。また、福島県教育センター 阿部光 指導主事を講師に、メンタルヘルスについても研修を行い、教員自身のメンタルヘルスの重要性と、その維持・向上について理解を深めました。さらに、初任者同士、自分自身の課題について受容・共感・傾聴の姿勢で協議を行いました。

研修を終えて、受講者からは「相談を受ける姿勢を学ぶことができ、今後、保護者、子どもとの相談で実践していきたいと思った」「教育相談について、とても知識が乏しかったので大変勉強になった。チームアプローチとカウンセリングマインドを大切にしていきたい」「協議で自分の悩みが解消されたこともよかったが、同期の話や相談を聞くことについても勉強になった」等の感想が寄せられました。

職能研修 小・中学校 特別支援教育コーディネーター研修会

5月27日から6月7日かけて、県内5地区において、職能研修 小・中学校コーディネーター研修会を実施しました。

講義・演習をとおして、インクルーシブ教育システムやコーディネーターの役割、合理的配慮等について理解を深めました。また、各学校の個別の教育支援計画をもとに、切れ目のない支援を実施するための作成と活用について意見交換を行いました。

研修を終えて、受講者からは「特別支援教育コーディネーターの役割を改めて確認することができた」「個別の教育支援計画について自校の課題を把握でき、改善の方向性が見えた」「協議では他校の取組について聞くことができ、参考になった」等の感想が寄せられました。