研修の様子

令和5年度 特別支援学級担当教員(経験三年)研修会

 

 小・中学校の特別支援学級を担任して、通算3年目となる教員を対象とした研修を8月29日~31日にかけて、県内3か所で実施しました。
 講義1では、「教育的ニーズの整理」「教育課程」「交流及び共同学習」の点から、学級経営の在り方を改めて確認しました。また、講義2・演習では、特別支援教育の専門性の要である自立活動の指導について、その考え方と指導の工夫について理解を深めました。そして、午後の協議では、動画を持ち寄り、児童生徒の学びの姿を捉えながら、よりよい授業のあり方や、児童生徒の行動や思いを見取ることについてグループで話し合いました。

  

  

 研修者からは、「一人一人の実態を捉えて自立活動の指導を行っていきたい」「3年目の特別支援学級担任として、より専門的な知識をもちながら校内で果たすべき役割があることに気付いた」等の感想が寄せられました。
 本研修を通じて、研修者一人一人がこれまでの実践を振り返るとともに、今後に向けて取り組んでいきたいことを明確にすることができたようです。