・「コーディネートハンドブック2022追補版」をアップしました!(R4.4.15)NEW
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令和4年度 特別支援学校特別支援教育コーディネーター研修会(オンライン)5月11日
5月11日(水)、特別支援学校特別支援教育コーディネーター研修会を実施しました。特別支援学校特別支援教育コーディネーターは、や情報をつなぎ、学校全体、そして関係機関との連携・協力に配慮しながら幼児児童生徒への人必要な支援を行うために教職員の力を集結する役割を担うことを確認しました。今年度は、感染拡大重点対策期間中だったため、オンラインにて講義・協議を行いました。
協議では、一人ひとりが話題にしたいテーマを出し合い、テーマに対する各自の実践事例を紹介したり情報提供をしたりしました。参加者からは、「課題と感じていたことについて話をすることができ、明日からの取組の参考となる情報が得られた」という声が聞かれました。
画面越しの対面とはなりましたが、県内の特別支援学校でそれぞれに業務にあたる特別支援教育コーディネーターの先生方と情報や取組を共有することのできた1日となりました。
研修実施にあたり、機器の設定等、御協力いただきありがとうございました。
令和4年度特別支援学校 初任者研修「一般研修」(オンライン配信)4月13日(水)~14日(木)
初任者研修「一般研修」は、「本県の課題や教育公務員としての心構え、特別支援教育の特色、児童生徒とのかかわり等について学び、特別支援教育の担い手としての自覚をもたせるとともに、特別支援学校の教職員としての資質の向上を図る。」ことを目的に、オンラインで実施しました。
協議・発表では、グループごとにJamboardを用いて「教員として大切にしたいこと」について話し合い、発表しました。オンラインでの協議ではありましたが、研修者同士の連帯感を高めるとともに、話し合いや発表を通して、考えを深め合い、広げることができたと思います。
今年度最初のオンラインによる研修でしたが、各校のご協力の下、円滑に実施することができました。ご協力ありがとうございました。
令和3年12月3日、三春町の福島県環境創造センター交流棟「コミュタン福島」において、「新しい時代の特別支援教育の実現に向けて」~学びの連続性や切れ目のない支援体制の充実を目指して~ を主題に、研究発表会を実施しました。新型コロナウイルス感染症の対策として、各校の会場への来場者数を限定して募集し、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、教育委員会関係者等、約100名の方に来場にてご参加いただきました。当日の会場ではライブビューイング会場に人を分けたり、昼食会場やポスター発表の人数を抑制するために交替制にしたりするなどして、安全安心な運営に心がけました。
午前の発表では、教育研究、プロジェクト研究、長期研究員発表、教育相談実践報告が行われました。
教育研究では、「特別支援学校におけるICTの効果的な活用の在り方 ~情報活用能力の育成を踏まえた各教科等の指導の充実~」というテーマで発表いたしました。参加者からは
- 特別支援学校でのICTの活用についての内容でしたが、小・中学校でも充分に参考となる内容だったと思いました。
- 「ICTを使おう」ではなく、「このねらいに向かうと使えるICTはなんだろう」という思考の転換ができました。
といった感想が寄せられました。
プロジェクト研究では、「児童生徒一人一人の資質・能力を育む交流及び共同学習 ~小・中学校の通常の学級と特別支援学級における実践研究~ 」というテーマで発表いたしました。参加者からは
- 共同学習のアンケート結果で、「交流に重きを置いている」という結果が出たことに身につまされるものがあった。支援員との連携を見直したい。
- 共同学習の側面の充実には、授業づくりの工夫に加えて校内体制の整備が重要になってくることを学んだ。また、個別の指導計画を踏まえて、児童生徒にとって参加しやすく、学習効果が高まる計画づくりが大切であることを学んだ。
- 共同学習の重要性をあらためて感じました。誰にでも分かる授業が沢山の子ども達の理解・学びにつながっている部分がとても良いと思いました。今後の授業づくりに生かしていくとともに、2年次の研究がとても楽しみです。
といった感想が寄せられました。
なお、教育研究とプロジェクト研究のポスター発表のPDFデータについては、こちらをご覧ください。
長期研究員発表では、「対人関係に困難さを抱える児童の背景をとらえた支援の在り方 ~客観的事実に基づく児童の行動の背景と困難さの理解~」と「特別な教育的支援を必要とする子どもに『できた』という実感を生み出す指導・支援の在り方 ~達成可能な目標づくりの支援と『できた』を実感できる場面の意図的設定~」という2つのテーマで2名の長期研究員がそれぞれ発表しました。参加者からは、
- 私の学級にも発表にあったような児童が在籍しているため、とても参考になりました。子ども達の見取り、自己決定させることなどを意識して、今後もかかわっていきたいと思います。
- 対人関係に困難さを抱える児童の事例から、起きたことを整理し、それをもとに指導支援を改善していくことの大切さを学びました。「できた」という実感を生み出すための具体的な方法や考え方についても知ることができて良かったです。
- 研究協力校は小学校だったが、支援学校での子どものかかわりにも参考になる内容だった。
といった感想が寄せられました。この場をお借りして、研究にあたりご協力いただいた郡山市立東芳小学校、大玉村立玉井小学校に感謝申し上げます。
また、教育相談の内容から、「不登校児童生徒の思いや願いを大切にした教育相談」というテーマで実践報告をいたしました。参加者からは
- 学校でも、本人の気持ちをしっかり聞くことから、背景要因の対応を丁寧にしていくことが大切だということを改めて感じた。
- 不登校の背景に目を向けることの大切さを学びました。登校させたい!という気持ちだけで突っ走るのではなく、本人の気持ちや保護者の思いなどに寄り添うことを意識したいです。
といった感想が寄せられました。
なお、当センターの教育相談は、随時受け付けております。また、教育相談担当からの発信として、教育相談だよりを掲載しておりますので、どうぞご覧ください。
ポスター発表については密集状態を避けるために、3部制で交代しながら実施しました。教育研究、プロジェクト研究のポスターのほか、長期研究員の1年次発表、福島大学教職員大学院の発表もあり、発表者と直接やりとりしながら、研究の詳細を伝えたり、質問やご意見をいただいたりする機会となりました。参加者からは
- それぞれの先生方が支援のポイントを明確にして、実践につなげていることが分かり、実態を把握して適切な支援をしていきたいです。
- 午前中の研究発表について、ポスターで詳しく見ることができました。それぞれの発表者の方に、直接質問してお話を聞くことができてよかったです。各教科の支援の手立てなど、参考になりました。
- 研究の実際を様々な先生方から教えていただき、とても参考になりました。実際の学習の様子や今後の展望等もうかがえてとても参考になりました。学んだことを学校へ戻ったら共有していきたいと思います。
- 実践についてお話しながら聞くことができ、とても参考になりました。
といった感想が寄せられました。
午後の教育講演では、「特別支援教育に求められている『新しい』視点や取り組みについて」をテーマに東京都立光明学園統括校長で、新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議委員でもある田村 康二朗 氏にご講演をいただきました。魅力的な語りと双方向のやりとりを重視した内容からアンケートでも非常に好評をいただき、
- 主に特別支援の話でしたが、とても心があつくなるご講演でした。子どもにとって、保護者にとっての希望となる教育ができるよう、チームとして充実感をもちながら働いていきたいと思いました。「例年〇〇だから」「大変だから」を発想の転換をして、自分にできることをやっていきたいと思います。
- 小学校でも実践できる内容ばかりだったので、できるところから実践し、子どもたち一人一人の実態に合った指導を行えるよう、考えていきたいと感じた。
- 特別支援教育の基本的な考えの大切さを改めて学びました。授業力向上には、しっかりと目標や学びの到達点をしっかりとらえて実践していかなくてはいけないと考えさせられました。とても良い講演でした。
- 学校は"希望"であるということが強く印象に残った。教員が諦めてはいけないのはもちろんだが、児童・生徒が諦めてしまわないように、簡単にする工夫が大切だというのが勉強になった。今後も、新しいことに挑戦し続けられる教員でありたいと思う。
- 特別支援教育のトップを走る先生の講話は、引きこまれる内容でありとても楽しく聞くことができました。保護者に説明責任を果たす事、根拠ある指導を行わなければならないという事を改めて肝に銘じる事ができました。
- 学校とは希望の場所であり、夢を叶える場所であるということを再確認し、考え直すことができた。子どもが笑顔で、社会参加できるよう私たち教師は日々の教育活動に取り組んでいきたいと思う。自分も子どもたちと一緒に成長していきたいと改めて思うことができた。
などの声が多く寄せられました。
また、今年度は発表をリアルタイムでオンライン配信する形でも参加できるようにし、40名のご参加をいただきました。当日は一部接続ができない時間があり、ご迷惑をおかけしましたが、オンデマンド形式にて後日配信を行いました。発表動画やポスター発表のPDFデータなどをご覧いただくことで、来場でのご参加が難しい先生方、出張でのご参加が難しい管理職の方々にも参加できるようになり、アンケートからもご好評をいただきました。この場をお借りしまして、接続不良でご不便をおかけしたことへのお詫びと、ご参加いただいたことへの感謝を申し上げます。
今年度の当センターの取組は、今年度末に発行される所報を研究紀にて紹介いたします。発行時にWebサイトにもアップされますので、どうぞご覧ください。
※IDとパスワードは参加者のみご使用ください
特別支援教育センターを利用される皆様へ(2021.4)
本センターを利用する際は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、次のことをお願いします。
1 マスクの着用
2 受付時の検温と健康状態等の問診
3 来所時の手指消毒
4「健康チェックシート」の提出 健康チェックシート.docx(研修等の際、受付で提出)
【お知らせ】
「来所による教育相談」については、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、中止しておりましたが、令和2年5月26日(火)より再開いたします。「来所による教育相談」は予約制になっておりますので、電話にてご予約をお願いします。
なお、「電話による教育相談」は、引き続き実施しております。
〇来所による教育相談 火曜日から金曜日 要予約
〇電話による教育相談 月曜日から金曜日 9:00~17:00
〇相談専用電話番号 024-951-5598
家庭学習支援サイト一覧
サイト名(クリックするとページが表示されます) | おすすめのポイント |
(文部科学省) |
文部科学省が発信する臨時休業期間における学習支援コンテンツポータルサイトです。小・中学校、高等学校、特別支援学校の学習資料が幅広く紹介されています。 |
子供の運動あそび応援サイト(スポーツ庁) |
小学生から高校生向けに、家庭でも楽しく行えるスポーツや運動を紹介しているサイトです。運動あそび、ダンス、エクササイズ等、レッツトライ! |
障害のある子どもたちへの指導に関わる参考情報(新型コロナウイルス感染症関連)(国立特別支援教育総合研究所) |
学校の臨時休業期間における家庭での過ごし方に関する情報を紹介しています。 |
おうちで学ぼうNHK for school(NHK) |
「先生がえらんだプレイリスト」から家庭学習にぴったりの番組をみることができます。「特別支援」に関する番組や動画クリップもあります。 |
おすすめしたいサイト情報について随時更新します。