基本研修 特別支援学校経験者研修Ⅱ 「教科等指導研修」
2021年1月22日 20時04分基本研修 特別支援学校経験者研修Ⅱ「教科等指導研修」を実施しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、2班に分け、それぞれ2日間ずつの研修としました。
所長講話では、研修者が歩んできた10年間を、社会の出来事を交えながら、今日までの取組を振り返るとともに、「校長及び教員としての資質の向上に関する指標」のステージ3の資質充実期にあたる研修者の中堅教員としての心構えを確認しました。
講義では、単元のまとまりを見通して評価計画を立てて授業を実践し改善に生かす指導と評価の一体化について理解を深めました。また、「ふくしまの『授業スタンダード』」を活用しながら中堅教員としての授業づくりを考えたり、チームによる授業研究のポイントを確認したりしながら、教科等の指導力の向上を図りました。
協議では、今年度実施した授業について、子どもの学びの姿を見取り、授業改善の視点で話し合いました。また、単元全体の計画や、学んだことを他教科や生活場面に生かす工夫など、カリキュラム・マネジメントの視点でも話し合いを行いました。
2日間の研修を終えて、研修者からは「生徒の実態把握を充実させつつ、学習指導要領に立ち返ることを、日々忘れずに行っていきたい。また、中堅教員として組織のボトムアップに貢献していきたい。」「中堅教員としての自覚をしっかりもち、学校・学部運営や若手教員の育成に携わる中で、自分自身の専門性の向上を続けていきたい。」などの感想が聞かれました。