令和4年度福島県特別支援教育センター職能研修 福島県立特別支援学校教務主任・学部主事研修会
期日 令和4年6月21日(火) 場所 福島県特別支援教育センター
各校より教務主任または学部主事の1名が出席し、校務運営に関する研修会を実施しました。


講義1「教務主任及び学部主事に期待すること」特別支援教育課 根本 健一 課長
第7次福島県総合教育計画について、また、教務主任、学部主事として専門性や業務をどう考えるかの意見交換等を行いました。参加者からは、「県の施策と業務のつながりを意識して取り組んでいきたい」という感想が多くありました。
講義2「教務主任及び学部主事の任務と役割」特別支援教育課 大橋 隆史 主任管理主事
役割の法的位置づけや、業務の法的根拠について学び、演習を通して、学校教育運営上の法的根拠の確認等を行いました。参加者からは、「法的根拠を説明することの重要性を感じる。」という感想がありました。



講義3・演習では、「校務運営上のICT」というテーマで、半数ずつ会場を分けて実施しました。講義では、働き方改革の視点やICT活用のトータル的なメリットについて学びました。また、演習では、業務に活用できるソフトについて、入力や活用方法の演習を実施しました。会場で校務のICT活用に関するアンケートをとり、その場でグラフ化するなどの実践例を確認しました。

実践発表では、相馬支援学校 岡 千愛 教務主任より、この3年間の校内の組織づくりや業務運営の工夫についての発表がありました。県内外から注目されている取組について、これまでの経緯や、教職員の意識の変容等についてもお話しいただき、参加者からは、「自校の取組を確認したり、今後に向けて意欲を高めたりすしていきたい」という感想がありました。
令和4年度 特別支援学校初任者研修「カウンセリング研修」6月8日~9日
場所:福島県環境創造センター交流棟「コミュタン福島」
児童生徒の理解及び教育相談についての知識を深め、指導や連携の技量を高めることや、自分自身のメンタルヘルスの重要性を知ること等を通して、特別支援学校教職員の資質の向上を図ることを目的に行いました。
これまでの初任者研修はリモートでの実施だったため、実際に初任者同士が顔を合わせて行う研修は、今年度、今回が初めてとなりました。




講義内での意見交換や協議での話し合い、休憩時間の情報交換や交流等、実際に顔を合わせて行う研修の意義や魅力を改めて感じました。また、初任者の先生方からの発言や笑顔も、リモートによる研修よりも多くみられたように思います。




今回の研修で子どもたちの理解や自分自身の理解を深めた先生方。この研修で得たものを、明日からの実践に生かしていけることを期待しています。これからも一緒にがんばりましょう!!
2日間の研修、お疲れさまでした。